【初心者向け】LaravelアプリをGitHubにアップロードする方法まとめ
Laravelで開発したアプリをGitHubにアップロードしてバージョン管理したいけど、「Gitの使い方がよくわからない…」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、XAMPP環境下で作ったLaravelアプリをGitHubにアップロードする手順を、実際に行った内容をもとにわかりやすく解説します!
前提条件
- Laravelアプリがローカルにある(例:C:\xampp\htdocs\my-laravel-app)
- Gitがインストールされている(Git公式サイトから入手可能)
- GitHubアカウントを持っている
① GitHubで新しいリポジトリを作成する
GitHubにログインし、「New」ボタンから新しいリポジトリを作成します。
例)リポジトリ名:my-laravel-app
作成後に表示されるリポジトリURL(例:https://github.com/example-user/my-laravel-app.git)をコピーしておきましょう。
② ターミナルでプロジェクトディレクトリに移動
cd C:\xampp\htdocs\ct_bord
③ Gitリポジトリを初期化
git init
④ .gitignore を作成(Laravel特有の注意点)
Laravelには、GitHubに絶対アップしてはいけないファイルやフォルダがいくつかあります。
特に注意が必要なのは次の3つ:
vendor/
:Composerで自動生成されるライブラリ群(アップ不要).env
:DBやAPIキーなどが書かれた超重要ファイル(漏洩防止)node_modules/
:npmで生成されるJavaScriptライブラリ(Laravel Mixなど使う場合)
以下のように .gitignore ファイルを用意しましょう。
echo vendor/ > .gitignore
echo .env >> .gitignore
echo node_modules/ >> .gitignore
または Laravel公式の .gitignore を使用してもOKです(こちらを参考に)。
⑤ Gitにファイルを登録してコミット
git add .
git commit -m "初回コミット"
⑥ GitHubリポジトリと接続
GitHubで作成したリポジトリのURLを使って、リモート設定を行います:
git remote add origin https://github.com/example-user/my-laravel-app.git
⑦ GitHubにプッシュ(アップロード)
git push -u origin main
❌ よくあるエラーとその対処法
エラー内容:
error: src refspec main does not match any
原因:
ローカルに main というブランチが存在しない状態で push しようとしたため。
対処法:
現在のブランチ名を確認:
git branch
master ブランチだった場合は以下で対応:
git push -u origin master
もしくはブランチ名を main に変更して合わせる:
git branch -m main
git push -u origin main
GitHubでは最近「main」ブランチが標準なので、合わせると混乱が減ります。
✅ GitHubでファイルが表示されていれば成功!
https://github.com/example-user/my-laravel-app にアクセスして、ファイル一覧が表示されていればアップロード成功です!
🔒 セキュリティ注意:.envファイルは絶対にアップしない
.env
には次のような機密情報が含まれています:
DB_PASSWORD=xxxxxx
APP_KEY=base64:xxxxxxxxxxxxxx
MAIL_USERNAME=xxx@gmail.com
万が一 .env
をアップしてしまったら、GitHubの履歴ごと削除し、新しいキーを再発行する必要があるので注意!
📝 おわりに
LaravelアプリをGitHubにアップロードできるようになると、バージョン管理やチーム開発もスムーズに進められるようになります。
今回は、実際にエラーが発生した場合の対応方法も含めて、手順をまとめました。
Gitの操作に慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、ぜひ少しずつ使いこなしてみてください!